ID:25493

生誕百年 映画監督 亀井文夫

Fumio Kamei Retrospective at his Centenary

会場

東京国立近代美術館フィルムセンター

National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo

会期

2008年12月2日(火) ~ 2008年12月27日(土)

展覧会概要

生誕百年 映画監督 亀井文夫 セイタンヒャクネン エイガカントク カメイフミオ Fumio Kamei Retrospective at his Centenary

日本の文化・記録映画の歴史に大きな足跡を残した巨匠・亀井文夫(1908-1987)。留学先のソビエトで映画の可能性に目覚めた亀井は、レニングラード映画技術専門学校の聴講生になると、帰国後の1933年に写真化学研究所(P.C.L.、後に東宝映画)に入社、1935年に『姿なき姿』で監督デビューしました。その後、『支那事変後方記録 上海』(1938年)や『信濃風土記より 小林一茶』(1941年)などの作品で文化・記録映画を表現力豊かなジャンルに高め評価される一方、1939年には軍部の後援で監督した『戰ふ兵隊』の上映禁止、1941年には映画人としてはただ一人、治安維持法違反容疑による検挙・投獄を経験することとなります。戦後も『日本の悲劇』(1946年)のGHQによる上映禁止処分に見舞われながら、独立プロを興して『基地の子たち』(1953年)や『生きていてよかった』(1956年)などの問題作を発表、生涯にわたり戦争や核問題、差別、高度経済成長による社会の歪みを見つめ続けました。
亀井文夫の生誕100年を記念して開かれる本企画では、長篇劇映画や企業PR映画での仕事も交えながら、47本の作品(予告篇1本を含む)を23プログラムに構成して上映し、その足跡をたどります。

主催者
東京国立近代美術館フィルムセンター
休催日
月曜日
観覧料
一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料
展覧会ホームページ
http://www.momat.go.jp/
展覧会問合わせ先
ハローダイヤル 03-5777-8600

会場情報

東京国立近代美術館フィルムセンター トウキョウコクリツキンダイビジュツカンフィルムセンター

National Film Center, The National Museum of Modern Art, Tokyo

会場住所
〒104-0031
中央区京橋3-7-6
ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc.html
問い合わせ先
ハローダイアル 03-5777-8600
更新日:2010年5月11日
登録日:1999年3月31日