ID:25221

特集陳列「那智山出土仏教遺物」

会場

東京国立博物館

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2008年7月29日(火) ~ 2008年11月16日(日)

展覧会概要

特集陳列「那智山出土仏教遺物」 トクシュウチンレツ「ナチサンシュツドブッキョウイブツ」

熊野三山のひとつ和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に所在する那智山は、「一滝」と呼ばれる那智滝が、古くからご神体として信仰の対象となってきました。それを裏づけるように那智滝参道付近から大正7年(1918)と昭和5年(1930)に経筒、仏像、鏡像、仏具等、大量の仏教遺物が発見されました。経筒が70口近くも出土しているので、大規模な経塚があったものと思われますが、とくに注目されるのは密教の金剛界曼荼羅の、成身会を構成する仏像や三昧耶形が出土したことです。一般に曼荼羅は紙や絹布に描かれますが、これは半肉仏像と鋺形の蓮台上に置いた三昧耶形とで立体的に表したものであり、他に類例を見ないたいへん珍しいものです。

休催日
月曜日(ただし、月曜日が祝・休日の場合は開館、翌火曜日休館)
観覧料
一般600(500)円、大学生400(300)円
※( ) 内は20名以上の団体料金。
※障害者とその介護者各1名は無料。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日