ID:25198
髙山辰雄遺作展
人間の風景
会場
練馬区立美術館
NERIMA ART MUSEUM
会期
2008年9月13日(土) ~ 2008年11月3日(月)
展覧会概要
髙山辰雄遺作展 タカヤマタツオイサクテン 人間の風景
このたび練馬区立美術館では、昨年9月に95歳で惜しくも逝去した日本画家・髙山辰雄の遺作展を開催します。
高山辰雄は1912年(明治45)大分県大分市に生まれ、東京美術学校日本画家を卒業後、松岡映丘門下の山本丘人や杉山寧らが結成した研究団体「瑠爽画社」に参加して研鑽をつみ、師映丘没後は「一采社」を結成して同世代の画家たちと新日本画の創造を目指してさらなる研究を戦後まで続けました。その中から、ゴーギャンの制作に触発された色面構成による力強い作風が生まれ、やがて自然と人間に対する様々な想いを重厚な作風で描き出しました。
精神的密度の高い人物画や風景画は晩年まで衰えることなく描き続けられましたが、その根底には生きることへの積極的な肯定と、生きてゆく人間への深い共感が見て取れます。そして、生涯をかけた絵による人間探求の試みは、絵画の高みを示すものとして、今なお高い評価を受けています。
本展は、没後一周忌にあたり髙山辰雄の初期の作品から絶筆まで、前・後期合わせて約100点を一堂に集め、髙山芸術の軌跡をたどるとともに、その稀有な画業を追想するものです。
〔前期〕2008年9月13日(土)~10月5日(日)
〔後期〕2008年10月11日(土)~11月3日(月・祝)
- 主催者
- 練馬区立美術館/日本経済新聞社
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし9月15日(月)と10月13日(月)は開館。翌日休館)
- 観覧料
- 一般500円/高・大生、65~74歳300円/中学生以下、75歳以上無料
(その他割引あり) - 展覧会ホームページ
- http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
- 展覧会問合わせ先
- 電話: 03-3577-1821
会場情報
練馬区立美術館 ネリマクリツビジュツカン
NERIMA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒176-0021
練馬区貫井1-36-16 - ホームページ
- https://www.neribun.or.jp/museum.html
登録日:1999年3月31日