ID:25172
幻の原画新発見!華宵・夢二と「少女の國」のさしえ画家たち
会場
高畠華宵大正ロマン館
Kasho Museum
会期
2008年9月13日(土) ~ 2008年12月7日(日)
展覧会概要
幻の原画新発見!華宵・夢二と「少女の國」のさしえ画家たち マボロシノゲンガシンハッケン!カショウ・ユメジト「ショウジョノクニ」ノサシエガカタチ
本展は夢二原画35点、華宵原画9点を含む少女雑誌『少女の國』の原画約100点を展示する展覧会です。これらの作品は、その所在が不明なままえしたが、近年それが明らかになりました。美術館で本格的に紹介されるのは初の機会となります。
少女雑誌『少女の國』は、発光期間が2年という短命ながらも、大正から昭和にかけて数多く発光された少女雑誌の中で異彩を放っています。『少女の國』の発行元は小さな出版社でしたが、高畠華宵、竹久夢二、岩田専太郎、加藤まさを、須藤しげるといった当時一流の抒情挿絵画家たちを抱え、ヴィジュアル面で質の高い雑誌を発行しました。
雑誌は消費されるメディアであり、原画を保存するという意識は希薄でした。それゆえ、これだけまとまった形で一つの雑誌の原画が発見されることは非常に珍しく、挿絵画家たちの政策過程が窺える貴重なものであります。
原画に触れて頂く本展が、通常印刷物で接することの多い挿絵画家たちの直筆の絵画的迫力を伝える機会となれば幸いです。
- 主催者
- 高畠華宵大正ロマン館
- 休催日
- 水・木曜日
- 観覧料
- 一般(中学生以上)800円(600円)・小学生300円
※()内は団体(20名以上)、障害者手帳をお持ちの方 - 展覧会ホームページ
- http://www.kasho.org/
- 展覧会問合わせ先
- 089-964-7077
会場情報
登録日:1999年3月31日