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エッシャー展

永遠なる迷宮

会場

北海道立旭川美術館

Hokkaido Asahikawa Museum of Art

会期

2008年4月19日(土) ~ 2008年6月1日(日)

展覧会概要

エッシャー展 エッシャーテン 永遠なる迷宮

イタリアノ風景に魅せられて
マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher1898-1972)は、オランダ北部のレーワールデンに生まれました。建築家を志して21歳で、ハールレムの建築装飾美術学校に入学しましたが、恩師のすすめで版画を学び高度な技法を身につけていきました。その後、彼は長年イタリアに住み、各地を旅しt描いた風景や建築のスケッチをもとに多くの版画作品を制作しました。そこには白と黒による細やかな描写、広がりのある空間の表現などが見られ、エッシャーの数年の作品を予感させます。

謎に満ちたイメージの宇宙
1935年にイタリアを離れた後、エッシャーはグラナダ(スペイン)のアルハンブラ宮殿の幾何学的なモザイク模様に大きなインスピレーションを得て、人間や動物などのモチーフを連像kや循環、変客させていく独自の表現に没頭していきました。永遠に解けない謎のようなそのイメージの宇宙には、自然という三次元の世界と絵画という二次元の世界をめぐるエッシャーの深い思索とゆたかな詩心が息づいています。

初期から晩年まで、ハウステンボス美術館の140点
エッシャーは今日ではオランダを代表する作家のひとりとして国際的に高く評価され、また、数学や心理学など多様なジャンルからも注目されています。本展では、世界的にも有数のエッシャー・コレクションで知られる長崎のハウステンボス美術館が所蔵する版画作品をはじめ立体作品やタペストリー、版木など140点を一堂に展覧し、初期から晩年までの制作を紹介します。エッシャーの迷宮的な世界を心行くまでお楽しみください。

主催者
北海道立旭川美術館、北海道新聞社、エッシャー展実行委員会
休催日
毎週月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
観覧料
当日券 一般1,000円 高大生600円 小中生400円
前売・団体券 一般800円 高大生400円 小中生300円
※団体は10名以上
展覧会ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-asamu/
展覧会問合わせ先
TEL(0166)25-2577 FAX(0166)25-2539

会場情報

北海道立旭川美術館 ホッカイドウリツアサヒカワビジュツカン

Hokkaido Asahikawa Museum of Art

会場住所
〒070-0044
旭川市常磐公園内
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/abj
更新日:2010年6月9日
登録日:1999年3月31日