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幕末浮世絵アラカルト

北斎・広重・国貞・国芳らの世界―大江戸の賑わい

会場

ひろしま美術館

HIROSHIMA MUSEUM OF ART

会期

2008年1月3日(木) ~ 2008年2月11日(月)

展覧会概要

幕末浮世絵アラカルト バクマツウキヨエアラカルト 北斎・広重・国貞・国芳らの世界―大江戸の賑わい

幕末も間近い天保年間(1830-43年)、江戸の町は人口100万人を越す世界一の大都会になっていました。混迷を深める武家社会をよそに、巨大都市のエネルギーの源泉となったのは、経済と文化の両面にわたる庶民の旺盛な活動です。
18世紀中頃より目覚しい発達を遂げていた浮世絵は、19世紀江戸文化活動の主要なジャンルであったと同時に、同時代の世相を今日に伝える貴重な資料でもあります。私たちは、浮世絵を通して、絵師や摺り師の美意識と腕の冴ばかりではなく、江戸庶民の関心事、流行、憧れ、そして世事に対する諷刺の目、さらには幕末ならではの風雲急を告げる一大事の衝撃を知ることができます。

「幕末浮世絵アラカルト」では、旅への憧れを反映させた北斎・広重の風景画シリーズ、より庶民性を増した国貞らの美人画、江戸の粋を極める役者絵、人気の小説や芝居のヒーローが活躍する武者絵・芝居絵、国芳の描くジグソーパズルを思わせる人物画、時事性に富んだ開国絵・横浜絵などなど、中右瑛氏(国際浮世絵学会常任理事)の膨大な浮世絵コレクションから厳選された約150点を紹介します。
新春のひととき、粋でいなせな江戸の庶民気質と奇想天外な想像力が織り成す極彩色の世界をお楽しみください。

主催者
財団法人ひろしま美術館/広島ホームテレビ/中国新聞社
休催日
会期中無休
観覧料
一般1,000円(800)円 高大生700円(500)円 小中生400円(200)円
展覧会ホームページ
http://www.hiroshima-museum.jp/
展覧会問合わせ先
TEL 082-223-2530

会場情報

ひろしま美術館 ヒロシマビジュツカン

HIROSHIMA MUSEUM OF ART

会場住所
〒730-0011
広島市中区基町3-2 中央公園内(リーガルロイヤルホテル北側)
ホームページ
https://www.hiroshima-museum.jp
更新日:2010年9月16日
登録日:1999年3月31日