ID:24263
誌上のユートピア
近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915
会場
うらわ美術館
URAWA ART MUSEUM
会期
2008年4月26日(土) ~ 2008年6月8日(日)
展覧会概要
誌上のユートピア シジョウノユートピア 近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915
19世紀のヨーローパでは、印刷技術のめざましい発展を背景に『パン』や『ユーゲント』、『ヴェル・サクルム』など、誌面「美術作品」と呼ぶにふさわしい美術雑誌が次々と刊行されました。日本でもこのような動きに刺激され、また連動するように、20世紀にかけて多くの美術雑誌が生まれています。明治浪漫主義の文学と美術を代表する『明星』や創作版画運動の端緒を切り開いた『方寸』、抽象的な表現の追及がみられる『月映』をはじめ、美術雑誌は美術と文学の交流の場として、また自由な実験の場として大きく花開き、新たな表現の獲得にも繋がりました。この展覧会では、この磁器日本で発行された主な美術雑誌を紹介し、その素晴らしさを再確認すると共に、同時代に制作された絵画にスポットを当て、相互期間に注目します。
雑誌の表紙や本の口絵にも真価を発揮した青木繁、藤島武二、恩地孝四郎ら同時代のすぐれた芸術家たちは印刷芸術の華やかな誌面と交感しながら、どのように「ユートピア(理想郷)」を求め、実現していったのでしょうか。先駆けとなったヨーロッパ世紀末の美術雑誌を含み、油彩画約40点、日本画約10点、版画約40点、雑誌約40タイトル、書籍約40点、その他水彩画やドローイング、ポスター、絵葉書など200点あまりの作品(一部展示替えを含みます)から、世紀の転換期に繰り広げられた多様な試みと豊かな成果を振り返ります。
- 主催者
- うらわ美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
- 休催日
- 月曜日(5月5日の祝日は開館)、5月7日(水)
- 観覧料
- 一般600円(480)円、大高生400(320)円、中小生200(160)円
( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.uam.urawa.saitama.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 048-827-3215(代)
会場情報
うらわ美術館 ウラワビジュツカン
URAWA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階 - ホームページ
- https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
登録日:2002年3月14日