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風貌

会場

土門拳記念館

Ken Domon Museum of Photography

会期

2008年2月5日(火) ~ 2008年4月6日(日)

展覧会概要

風貌 フウボウ

土門拳の住んできた明石町の家の襖には、撮りたい人物の名前がびっしりと墨筆され、撮り終わった人から墨線で消されていました。線が多くなると襖紙をまた上に張り、また新しく名前を書き並べたので、襖が分厚くふくれたといいます。
戦前から戦後にかけて15年間、そうして撮りためた土門自身が尊敬する人、好きな人、親しい人たちの肖像写真の中から、昭和28年、写真集『風貌』(アルス社)が刊行されました。高村光太郎をして「土門拳はぶきみである。土門拳のレンズは人や物の底まであばく」と言わしめ、また、あまりの執拗さに相手を怒らせるなど数々の撮影エピソードを生んだ人物写真の傑作です。
今回の展示では、写真集発刊時に各写真に添えられた、土門拳の文章もあわせて紹介します。昭和を彩る巨匠達と土門との魂のぶつかり合いが、写真の奥底から浮かび上がってくるようです。

休催日
3月~11月は休まず開館します。
観覧料
一般420円(20名以上360円)
展覧会ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
展覧会問合わせ先
財団法人 土門拳記念館 Tel.0234-31-0028

会場情報

土門拳記念館 ドモンケンキネンカン

Ken Domon Museum of Photography

会場住所
〒998-0055
酒田市飯森山2-13 (飯森山公園内)
ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
更新日:2010年12月9日
登録日:1999年3月31日