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美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション

金沢21世紀美術館 開館3周年記念 国宝2点重文11点、世界屈指の中国・韓国陶磁の名品の金沢里帰り展

会場

金沢21世紀美術館

21stCenturyMuseumofContemporaryArt,Kanazawa

会期

2008年2月29日(金) ~ 2008年3月20日(木)

展覧会概要

美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション ビノグドウシャ アタカエイイチノメ アタカコレクション 金沢21世紀美術館 開館3周年記念 国宝2点重文11点、世界屈指の中国・韓国陶磁の名品の金沢里帰り展

安宅コレクションは、かつて日本の十大商社の一つであった安宅産業株式会社が、事業の一環として収集した約1,000点に及ぶ東洋陶磁のコレクションです。その収集を一貫して推進・指導し、厳しい眼をもって比類ないコレクションにまで築き上げたのが安宅英一氏(1901-94)でした。安宅氏は同社の取締役会長を務め、その後、相談役社賓として会社の経営に参画しました。しかし、その足跡は、むしろ美術品コレクター、あるいは第二次世界大戦以前からの日本のクラシック音楽界のパトロンとして知られています。
安宅家は、石川県石川郡金石町(現金沢市金石町)の豪家で、英一氏の祖父・幸吉氏の代に金融業、肥料、衣料などを商って加賀有数の豪商となり、父・彌吉氏は雑貨輸入業に専念、貿易商の名門、安宅産業の基礎を築きました。鈴木大拙、西田幾多郎の最大の後援者としても知られます。
同コレクションは、安宅産業の終焉の後、最終的には安宅産業の主力銀行であった住友銀行を中心とする住友グループ21社から大阪市に寄贈されました。大阪市はそれを受けて昭和57年に大阪市立東洋陶磁美術館を設立し、現在に至っています。高麗・朝鮮時代の韓国陶磁並びに漢時代から唐・宋・元・明時代の中国陶磁を主とする安宅コレクションは質の高さにおいて世界屈指の内容であり、国の内外から高い評価を得ています。
今回、この門外不出のコレクションから、大阪市立東洋陶磁美術館の監修により厳選された国宝2点、重要文化財11点を含む珠玉の名品56点を展示します。金沢ゆかりの世界的コレクションの里帰り展を通じて、東洋陶磁の美しさ、楽しさをご堪能下さい。

主催者
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]
大阪市立東洋陶磁美術館/読売新聞東京本社
休催日
会期中無休
観覧料
【展覧会観覧料】
一般 個人1,000円 団体800円
大学生 個人800円 団体600円
小中高校生 個人400円 団体300円
65歳以上 800円
展覧会ホームページ
http://www.kanazawa21.jp/
展覧会問合わせ先
076-220-2800

会場情報

金沢21世紀美術館 カナザワ21セイキビジュツカン

21stCenturyMuseumofContemporaryArt,Kanazawa

会場住所
〒920-8509
金沢市広坂1-2-1
ホームページ
http://www.kanazawa21.jp/
問い合わせ先
076-220-2800
更新日:2010年12月7日
登録日:2007年4月13日