ID:23925

雛まつりとお人形

会場

京都国立博物館

Kyoto National Museum

会期

2008年2月23日(土) ~ 2008年3月30日(日)

展覧会概要

雛まつりとお人形 ヒナマツリトオニンギョウ

現在では坐雛が主流ですが、雛人形が飾られるようになった江戸時代のはじめには、立雛が一般的でした。立雛は自立できないので、壁などに立てかけて飾ります。やがて寛永雛と呼ばれる坐雛が登場すると、享保雛、次郎左衛門雛、古今雛と、江戸時代を通じて雛人形に流行が生まれました。
江戸時代も後期を迎えると、男女一対の雛人形に婚礼のイメージが重ねられるようになります。従者や婚礼道具が加えられ、現在目にするような雛段を重ねた「段飾り」の形式が、江戸、つまり現在の東京で生み出されたのです。もちろん、京都や大坂といった上方にも段飾りはありましたが、上方の雛段は二段程度と低く、最上段に内裏雛が住まう御殿を置く「御殿飾り」が主流でした。京都国立博物館の「雛まつりとお人形」展では、このような雛人形と雛飾りの変遷がご覧いただけます。
また本年も、京都の地で人形を保存・公開している、京都文化博物館・博物館さがの人形の家・宝鏡寺門跡とともに、「京の雛めぐり」と題し、協力して展覧会の紹介を行います。
近年は大揃えの雛段を飾ることも珍しくなりました。ご家族づれで展示をめぐり、童心にかえって人形の世界をお楽しみください。

休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
観覧料
一般500(400)円 大学・高校生250(200)円 中学・小学生無料
*( )は団体20名以上
中学生以下の方をお連れの場合、観覧料の割引があります。
展覧会ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/
展覧会問合わせ先
075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)

会場情報

京都国立博物館 キョウトコクリツハクブツカン

Kyoto National Museum

会場住所
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日