ID:23724

サンクトペテルブルク 国立ロシア美術館展

ロシア絵画の黄金時代

会場

東京富士美術館

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会期

2008年1月24日(木) ~ 2008年3月23日(日)

展覧会概要

サンクトペテルブルク 国立ロシア美術館展 サンクトペテルブルクコクリツロシアビジュツカンテン ロシア絵画の黄金時代

国立ロシア美術館は、1898年、ニコライ2世のとき、サンクトペテルブルクのミハイロフスキー宮殿にロシア初の国立美術館として誕生しました。現在は約40万点のロシア美術の一大コレクションを誇り、10世紀から現代までのロシア美術史を網羅した世界最大のロシア美術の殿堂です。
本展では、同館のコレクションから約100点の絵画、彫刻、工芸を厳選し、18世紀後半から20世紀初めまでのロシア美術史を日本で初めて紹介します。ロシア美術は、当時ヨーロッパに流行したロココからロマン主義といった美術潮流をとり入れながらも、独自の発展を続けてきました。ロシア独特の雄大な自然をテーマにする一方、神話や英雄の理想主義絵画ばかりではなく、庶民を描いたリアリズム絵画も発展していきました。
19世紀後半、ロシアは変革の時代を迎えます。クラムスコイ、レーピン、スリコフらは民衆や農民の現実の生活、ロシアの歴史、人間の精神性、壮大なロシアの自然をありのままに描きました。彼らは厳格な美術アカデミーの保守性に反抗して「移動派」を結成し、各地で展覧会を開いたのです。彼らの目的は多くの人々に作品を鑑賞する機会を与えることでした。これにより貴族ら上流階級のものだった美術がはじめて一般大衆のものとなっていったのです。
本展はロシアが誇る、「金の時代」といわれる18世紀後半から20世紀はじめまでのロシア美術を日本で初めて、本格的かつ体系的に紹介します。ぜひご覧ください。

主催者
東京富士美術館、産経新聞社
休催日
会期中無休
観覧料
大人1200(1000)円/大高生800(700)円/中小生400(300)円
※( )内は前売券、各種割引料金[20名以上の団体・65歳以上の方・当館メルマガ登録者ほか]
展覧会ホームページ
http://www.fujibi.or.jp/

会場情報

東京富士美術館 トウキョウフジビジュツカン

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会場住所
〒192-0016
八王子市谷野町492-1
ホームページ
https://www.fujibi.or.jp/
更新日:2010年5月12日
登録日:1999年3月31日