ID:23079
丹波の赤
会場
兵庫陶芸美術館
The Museum of Ceramic Art, Hyogo
会期
2007年6月30日(土) ~ 2007年9月24日(月)
展覧会概要
丹波の赤 タンバノアカ
平安時代末から現代まで約800年の長きにわたって、つくり続けられている丹波焼は、そのかたちや器種、製陶技術、窯の構造など、時代とともにたえず進化し、変化しています。江戸時代初期、丹波では登窯が導入され、それとともに“赤土部”が生み出されました。
赤土部は、寛永年間(1624~1643)ごろから約100年間用いられた、鉄分を多く含む化粧土です。水漏れ防止のため、粗い陶土の表面を化粧する目的から始まりましたが、赤く美しく発色することから、装飾技法のひとつとして成立しました。その発色は、窯の中での焼成温度の微妙な高低によって起こり、器肌には赤褐色や暗紫色など多彩な色調が描かれました。
今回の展覧会では、近世丹波焼を代表する技法である“赤土部”に焦点をあて、その鮮やかな赤褐色や重ね掛けによって複雑に発色した作品など、緋色の丹波焼の魅力をご紹介します。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館、丹波新聞社
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)年末年始(12月31日・1月1日)
- 開催時間
- 10:00:00 ~ 19:00:00
- ただし、4月~10月の特別展開催中の金・土曜日は21時まで開館(入館は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 特別展の観覧料に含まれます
- 展覧会ホームページ
- http://www.mcart.jp
会場情報
兵庫陶芸美術館 ヒョウゴトウゲイビジュツカン
The Museum of Ceramic Art, Hyogo
- 会場住所
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〒669-2135
篠山市今田町上立杭4
登録日:2007年4月22日