ID:23048

Double Collections

茨城県近代美術館コレクション展+筑波大学所蔵石井コレクション展

会場

茨城県つくば美術館

TSUKUBA MUSEUM OF ART, IBARAKI

会期

2007年10月5日(金) ~ 2007年10月28日(日)

展覧会概要

Double Collections ダブルコレクションズ 茨城県近代美術館コレクション展+筑波大学所蔵石井コレクション展

茨城県近代美術館は、これまで明治時代以後の著名な日本の近代及び現代作家の作品、茨城県にゆかりのある作家の作品、また、中村彝など郷土の優れた作家に影響を与えた外国作家の作品などを中心に収集してきました。
その収集内容の大半は、1997年に刊行された『茨城県近代美術館所蔵作品目録』によって知ることができます。また、この目録に載っていないそれ以後に収集された作品は、毎年発行される『茨城県近代美術館年報』によって、年度ごとに報告されていますので、全国の主な美術館や県内各地の図書館などでこの年報を通して、これらの内容を知ることができます。これまでの茨城県近代美術館の収集総数はおよそ1700点に上っています。
こうした所蔵品の中から、今回は、日本近現代美術のうち、洋画および版画などの分野における著名な作家の作品をご紹介し、所蔵品を通して主に日本近代洋画の流れを概観していきます。他に若干の外国作品も出品されます。

また今回の展覧会では、筑波大学との提携により、大学所蔵の石井コレクションが特別展示されることになりました。
石井コレクションは、油彩画、版画類25点、及び工芸品61点からなり、筑波大学が、平成17年、石井昭氏から寄贈を受けたものです。これまでに寄贈を受けた石井コレクションは、同大学によって研究が進められ、高く評価されています。これまで筑波大学内において、その一部が短期間だけ公開されたことがありましたが、県民や地域住民にはまだ広く知られてはおりません。
石井コレクションの絵画の中には、茨城県近代美術館のコレクションとも関係の深い藤田嗣治、国吉康雄らの作品が含まれていますし、ほかにも瑛九、池田満寿夫、駒井哲郎など著名な作家の作品が含まれています。また、工芸品には中国や江戸期の古陶磁器など、貴重な作品が含まれます。

そこで、茨城県つくば美術館と筑波大学との連携協力により、茨城県近代美術館コレクションの展示公開にあわせ、筑波大学所蔵石井コレクションが同時公開され、合計約100点をもって、今回の展覧会が形成されました。

主催者
茨城県つくば美術館・国立大学法人筑波大学
休催日
月曜日(ただし10/8[月・祝]は開館、翌日休館)
観覧料
一般180(140)円 高大生110(80)円 小中生80(50)円
( )内は20名以上の団体料金
期間中の土曜日は高校生以下無料です
展覧会ホームページ
http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合わせ先
TEL 029-856-3711 FAX 029-856-3358

会場情報

茨城県つくば美術館 イバラキケンツクバビジュツカン

TSUKUBA MUSEUM OF ART, IBARAKI

会場住所
〒305-0031
つくば市吾妻2-8
ホームページ
https://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/
更新日:2010年11月2日
登録日:1999年3月31日