ID:22045
夏の所蔵品展
会場
北九州市立美術館
Kitakyushu Municipal Museum of Art
会期
2007年7月7日(土) ~ 2007年9月30日(日)
展覧会概要
夏の所蔵品展 ナツノショゾウヒンテン
■東洋美術コーナー:もしゃのせかい
古代中国の墳墓壁画や、日本の寺社壁画。これらの壁画は、時代を超えて大切に残し伝えられているものですが、風雪とともに絵の具が変色したり、土や木の壁が傷んだりと、時代による変化を免れないため、日本・中国、それぞれが文化財保護の一環として、これらの壁画を忠実に模写して保存する事業に取り組んでいます。この展示では、中国の唐昌東(1937-)と日本の河津光浚(1899-1991)という二人の画家の模写作品をあわせて紹介します。
■近代美術コーナー:児島善三郎とその周辺
7月22日(日)から8月26日(日)まで開催の「田園の輝き-児島善三郎」展開催に合わせ、児島と直接、間接にかかわりのあった作家たちを特集展示します。
坂本繁二郎、萬鐡五郎、林武、野口弥太郎ほか。
■郷土作家コーナー:抽象に魅せられた作家たち
地元出身の作家たちによる抽象作品をご覧いただきます。
青柳暢夫、安部義博、伊東静尾、岩本百合子、大塩博美、大庭勝郎ほか。
■テーマコーナー:広がるイマジネーション~美術と絵本の出会いを中心に
美術家と絵本をめぐる展示。絵本のような絵画、絵本のような出来事を創作しつづける美術家たちの作品・活動をご紹介します。現実の世界で展開されるイマジネーションと、本の中で展開されるイマジネーション。相互の世界をお楽しみください。
元永定正、藤浩志、岡崎乾二郎ほか。
■現代美術コーナー:1980年代の欧米の美術
80年代のアメリカやヨーロッパでは、様々なアートシーンが、繰り広げられました。新表現主義、ニューペインティング、ドイツでは、ネオエクスプレッショニズム。これは、1980年頃から、アメリカ、イタリア、ドイツとほぼ同じくして起こった様式です。
ドイツ新表現主義ベルリン派のリーダー的存在であったサロメとディータ・ハッカー。かつてのモダニズムやアバンギャルドの概念を乗り越えてしまったという考えを示唆した「トランスアバンギャルド」のアメリカでの代表者ジュリアン・シュナーベルとイタリアのサンドロ・キア。
また、ジャン=ミシェル・バスキアや、スーパーレアリズムのチャック・クロースなど、80年代の欧米の美術をご覧ください。
- 主催者
- 北九州市立美術館
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日が休館)
- 観覧料
- 一般150(120)円 高大生100(80)円 小中生50(40)円
※( )内は、20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://kmma.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場情報
北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン
Kitakyushu Municipal Museum of Art
- 会場住所
-
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1 - ホームページ
- http://www.kmma.jp
登録日:1999年3月31日