ID:22040
春の所蔵品展
会場
北九州市立美術館
Kitakyushu Municipal Museum of Art
会期
2007年4月7日(土) ~ 2007年7月1日(日)
展覧会概要
春の所蔵品展 ハルノショゾウヒンテン
東洋美術コーナー:「和」なるもの
日本の自然の美しさを描いた南画、日本画とともに、
書や伊万里焼の壷等を紹介します。
松林桂月《山水図屏風》、久保田華房《湯布岳の図》、佐久間象山《桜賦》ほか
近代美術コーナー:アンティーム/シュブリム(親密あるいは崇高)
アートセラピー(芸術療法)の視点をふまえ、美術作品が見る者に及ぼす心理的作用に注目しながら展示空間を構成します。アンティーム(親密)な雰囲気を帯びた作品群から、シュブリム(崇高)な雰囲気を帯びた作品群へと目を進めていくにしたがって、見る者を暖かく落ち着いた状態から、謙虚さや気高さの状態へといざなう空間を演出します。
ボナール《パリの朝》、瑛九《卵[そふとなバランス]》、高橋秀《二つの塔》ほか
郷土作家コーナー:菊畑茂久馬《月光》シリーズ
水面のさざ波が月明かりに照らされて浮かび上がる光景を連想させる
大画面絵画《月光》シリーズ。
ブルー一色の画面にさざ波を思わせるマチエールが施されています。
今回、シリーズ全16点のうち、当館所蔵の「一」と「十六」、また「月光」制作の原点となった下絵を展示します。シリーズのコンセプトを固めるために1年ほどかけて大量に描かれるという下絵は、作者の思考のプロセスをよみとれるだけでなく、美しい色彩を備えた絵画作品としても十分に鑑賞できます。
菊畑茂久馬《月光一》《月光十六》《月光下絵》ほか
テーマコーナー:2006年度新収蔵作品
2006年度に購入、寄贈の作品をご紹介します。坂本繁二郎ほか。
テーマコーナー:田淵安一特集
1921年、旧小倉市生まれの田淵安一。現在フランスで制作を続ける田淵の作品の中から、あまり展示してこなかった作品を選んでご覧頂きます。
現代美術コーナー:女性作家と抽象表現
今回の展示では、戦後の現代アートを担ってきた女性作家による抽象表現をお楽しみいただきます。
草間彌生、田中敦子、山崎つる子、辰野登恵子、世良京子、吉澤美香
- 主催者
- 北九州市立美術館
- 休催日
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
- 観覧料
- 一般150(120)円 高大生100(80)円 小中生50(40)円
( )内は、20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://kmma.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場情報
北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン
Kitakyushu Municipal Museum of Art
- 会場住所
-
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1 - ホームページ
- http://www.kmma.jp
登録日:1999年3月31日