ID:22030
「アマゾンの侍たち ―人間・自然・芸術―」展
会場
川崎市岡本太郎美術館
TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI
会期
2007年7月14日(土) ~ 2007年9月17日(月)
展覧会概要
「アマゾンの侍たち ―人間・自然・芸術―」展 「アマゾンノサムライタチ ニンゲン・シゼン・ゲイジュツ」テン
ブラジルの熱帯森林アマゾンには、急速に破壊されつつある森の中で生きる、幕末の侍がごとく、不敵な面構えの先住民族が現存しています。実は彼らは私たち日本人とルーツを同じくするモンゴロイドなのです。大自然の中で、まさに岡本太郎の言う「生・即・死」「死・即・生」の世界を、力強くやさしく、誇り高く生きる彼らの存在は、岡本の言葉同様に、私たち現代人に人間の真実とは何かを改めて考えさせる力を持っています。
岡本太郎は滞欧中に、“本当の人生を知り、芸術の意味を掴み取りたい”と考え、パリ大学で民族学の父と呼ばれるマルセル・モースの教えを受けました。後年、著書『美の呪力』でも、想像を超えた人間の生き方の多様性、そして、世界各地の民族造形のもつダイナミズムと呪力を、縦横無尽に書き記しています。
川崎市岡本太郎美術館では、こうした岡本の思想とアマゾンの先住民(カヤポ族)の生き様を重ね合わせて紹介する展覧会「アマゾンの侍たち ―人間・自然・芸術―」を開催いたします。
これまで日本で紹介されることが稀であったアマゾン先住民族に触れていただくと共に、岡本の言葉と彼らの生き様から、生きる勇気と力をつかみとって下さい。
- 主催者
- 川崎市岡本太郎美術館、熱帯森林保護団体(Rainforest Foundation Japan/RFJ)、熱帯森林保護団体ブラジル(Rainforest Brazil)
- 休催日
- 月曜日(ただし7月16日[月・祝]、9月17日[月・祝]は開館)、7月17日[火]
- 観覧料
- 一般700(560)円、高大学生・65歳以上500(400)円、中学生以下無料、( )内は20名以上の団体料金
- 展覧会ホームページ
- http://www.taromuseum.jp
- 展覧会問合わせ先
- 044-900-9898
会場情報
川崎市岡本太郎美術館 カワサキシオカモトタロウビジュツカン
TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI
- 会場住所
-
〒214-0032
川崎市多摩区枡形7-1-5 - ホームページ
- https://www.taromuseum.jp/
登録日:2000年10月6日