ID:20812

美人画の変遷

―これぞ江戸美人画だ―

会場

那珂川町馬頭広重美術館

BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM

会期

2007年8月23日(木) ~ 2007年9月24日(月)

展覧会概要

美人画の変遷 ビジンガノヘンセン ―これぞ江戸美人画だ―

美人画は、浮世絵の一分野であり役者絵と共に古くから題材として扱われてきました。鳥文斎栄之、鳥居清長、喜多川歌麿など有名な絵師は必ず美人画の名手でもありました。美しい人たちが浮世絵に登場し、時代や季節により異なる流行の髪型、服装を着て一般の女性たちに流行をアピールしました。美人画には理想的な女性像が描かれ鑑賞の対象になっていますが、その鑑賞者は男性ではなく、むしろ女性の方が多かったようです。その理由は、どうすれば美人画に描かれているような美しい人に近づけるか、です。美人画に描かれた女性達が身につけている着物、帯、髪型、櫛、簪などは最先端のファッションでした。あこがれの美人に近づくためには、まずは流行に遅れないよう美人画の中から自分に合うアイテムを見つけ、自らの姿を重ね合わせ変身していたようです。 女性の美に対する追求は、いまに始まったことではなく遙か以前から大河の流れのように続いています。この度はさまざまな浮世絵師が描いた美しい人の世界をご堪能いただければ幸いです。

休催日
毎週月曜日
観覧料
大人500(450)円 高・大学生 300(270)円 小・中学生 100(90)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※70歳以上の高齢者は無料・未就学者無料 ※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添いの方は半額
展覧会ホームページ
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/
展覧会問合わせ先
0287-92-1199

会場情報

那珂川町馬頭広重美術館 ナカガワマチバトウヒロシゲビジュツカン

BATO-MACHI HIROSHIGE MUSEUM

会場住所
〒324-0613
那須郡那珂川町馬頭116-9
ホームページ
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html
更新日:2010年9月28日
登録日:2002年3月7日