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よみがえる源氏物語絵巻

~平成復元絵巻のすべて~

会場

サンリツ服部美術館

SUNRITZ HATTORI MUSEUM OF ARTS

会期

2007年6月7日(木) ~ 2007年7月22日(日)

展覧会概要

よみがえる源氏物語絵巻 ヨミガエルゲンジモノガタリエマキ ~平成復元絵巻のすべて~

国宝「源氏物語絵巻」をもとに、描かれた12世紀当時の姿を現代によみがえらせた「平成復元摸写」19図を一堂に展示。

国宝「源氏物語絵巻」は、紫式部が『源氏物語』を著した約一世紀後の十二世紀前半(平安時代後期)に制作されたと考えられる現存最古の物語絵巻です。現存する絵巻の絵は十九図。名古屋の徳川美術館と東京の五島美術館に所蔵されています。
九百年の時を経て剥落や褐色がすすんだこの十九図は、制作当時どのような姿だったのか。平成十一年より、「源氏物語絵巻」復元摸写プロジェクトが始まりました。この復元摸写は、最新の科学技術と現代の画家の技を結集し、当時と同じ絵具、同じ技法で製作され、約七年の歳月をかけて完成しました。
本展では、この「平成復元摸写」十九図のほか、江戸時代から現代までの摸写作品をあわせて展示いたします。色鮮やかによみがえった平安王朝美の世界をお楽しみください。

展示構成
国宝「源氏物語絵巻」平成復元摸写
先端の科学技術による分析と学術的調査による復元摸写事業で、描かれた当初の姿によみがえった、「国宝・源氏物語絵巻」。約900年前の輝きを取り戻した復元摸写絵巻全19図を一堂に展示します。

国宝「源氏物語絵巻」復元の系譜
科学技術を駆使した、平成の復元事業以前にも、「国宝・源氏物語絵巻」を忠実に再現しようと試みた復元摸写作品が数多く存在します。
その中から、江戸時代から昭和にかけての秀逸な摸写作品を中心に展示し、それぞれの作品から垣間見ることのできる「源氏物語」の世界観をお楽しみいただきます。

主催者
サンリツ服部美術館、NHK長野放送局・松本支局
NHKプロモーション、信濃毎日新聞社、徳川美術館、五島美術館
休催日
月曜日(ただし7月16日は開館)
観覧料
一般1000(850)円 小中学生600(500)円
( )は20名以上の団体及び、前売料金
※前売券は一般のみ
展覧会ホームページ
http://shinshu-online.ne.jp/museum/sanritsu/
展覧会問合わせ先
TEL:(0266)57-3311/FAX:(0266)53-4458

会場情報

サンリツ服部美術館 サンリツハットリビジュツカン

SUNRITZ HATTORI MUSEUM OF ARTS

会場住所
〒392-0027
諏訪市湖岸通り2-1-1
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
更新日:2010年9月28日
登録日:1999年3月31日