芦馬治雄展

芦馬治雄展 アシマハルオテン 八幡のまちから-郷愁と旅情と

旧八幡市に生まれ育った芦馬治雄(1932-)は、一貫して八幡の姿を描き続けています。八幡中央高校を卒業後、八幡信用金庫で銀行員として働きながら、自由美術展や北九州美術家連盟展などに参加します。初期には、指導を受けた糸園和三郎に大きな影響を受け、同じく八幡市出身の寺田政明と交友、また松本竣介の作品に学び、堅実な画風の作品を制作しています。その後は八幡のまちと、そこで働く名もない労働者のいる風景を描くようになりました。近年はそうした風景画のほか、果物や花など、静かな詩情をたたえた静物画も生み出しています。
本展は、芦馬治雄が描き始めた1950年代後半の初期作品から現在に至るまでの作家の足取りをたどるものです。時間をかけて繊細に仕上げられた下地に、独特の緻密さをもって詩情豊かに描きあげられた油彩約50点、そのほか素描などをあわせて展示いたします。

主催者

北九州市立美術館

休催日

月曜日(祝日・振替休日の場合は開館、翌日休館)

観覧料

一般300[200]円 高大生200[100]円 小中生100[50]円
[ ]内は、前売り及び20名以上の団体料金
上記料金にて「小松豊展」も観覧できます

展覧会ホームページ

http://kmma.jp/

展覧会問合わせ先

北九州市立美術館 Tel.093-882-7777

北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会場住所

〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1

ホームページ

http://www.kmma.jp