マチスのジャズ展

マチスのジャズ展 マチスノジャズテン

アンリ・マチス(1869-1954)は、20世紀を代表する巨匠の一人です。描く対象が本来持っている固有色にとらわれず、自由な色彩を用いて描いたフォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在でした。そしてフォーヴィスムの活動が終わったあとも、常に美術界の先駆者として活躍しました。
マチスは晩年、身体的な疾患により一日の大半をベッドで過ごさなければならなくなりましたが、その不自由な生活の中で「切り絵」を発見しました。紙をグワッシュ(不透明水彩)で好きな色に着色し、ハサミで切り取って自由に配置したのです。線ではなく色面で画面を構成することは、マチスに新たな絵画の境地をもたらしました。そして、1947年にはこれらの切り絵を版画集にした《ジャズ》が完成しました。
この展覧会では、当館の所蔵品である《ジャズ》全20点を一堂に展示します。マチスの自由で豊かな色彩の世界をお楽しみください。

休催日

月曜日(祝日の場合は翌日)

観覧料

一般200(150)円 高大生150(100)円 小中生100(50)円
( )内は20名以上の団体料金
※常設展と共通

展覧会ホームページ

http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/

展覧会問合わせ先

Tel 099-224-3400

鹿児島市立美術館 カゴシマシリツビジュツカン

KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART

会場住所

〒892-0853
鹿児島市城山町4-36

ホームページ

https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/