菱川師宣展

菱川師宣展 ヒシカワモロノブテン

菱川師宣(～1694)は、安房国保田(現千葉県鋸南町)の出身で、江戸図において風俗画に信用を樹立し、浮世絵派の祖と仰がれている絵師です。 師宣は在世当時から高い評価を得、人気絵師であったことから、今日、師宣の楽款がある作品や師宣の作とされている作品は、相当数伝来しています。しかし、師宣工房の実態や類似作・偽作の類が十分に解明されていないため、その全容を捉えることは、なかなか困難であるのが現状です。「菱川師宣展」は、戦後2回行なわれ、それぞれ大きな成果を収めましたが、欧米にある重要作品が展示されず、版画の組物や版本の出品が少ないなど、いくつかの課題を残すものだったといえます。千葉市美術館は「喜多川歌麿展」で開館し、このたび開館五周年を迎えます。そこで、浮世絵の出発点に位置づけられる菱川師宣の全容を提示し、その魅力を紹介する特別展を開催しようというものです。

主催者

千葉市美術館

休催日

毎週月曜日

観覧料

一般1000円、大学・高校生700円、中・小学生300円(30名以上の団体は2割引)

展覧会ホームページ

http://www.ccma-net.jp/

展覧会問合わせ先

千葉市美術館 043-221-2311

千葉市美術館 チバシビジュツカン

Chiba City Museum of Art

会場住所

〒260-8733
千葉市中央区中央3-10-8

ホームページ

https://www.ccma-net.jp