ID:13147

生誕100年記念 須田剋太展

-生命の讃歌-

会場

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

会期

2007年4月28日(土) ~ 2007年6月24日(日)

展覧会概要

生誕100年記念 須田剋太展 セイタン100ネンキネンスダコクタテン -生命の讃歌-

須田剋太は、独特のおかっぱ頭とつなぎのジーンズという風貌で知られていますが、作品でも強烈な個性を示しました。1906年埼玉県吹上町で生まれ、その後浦和(現・さいたま市)に出て油絵を学びました。東京美術学校の受験に4度失敗し、画家を諦めかけますが、写楽やゴッホに出会い生涯画家になる決心をしました。戦前から戦後にかけて新文展および日展で3度特選になるなど、具象画家として着実にその地歩を築きましたが、戦後長谷川三郎と出会い彼の理論に共鳴し、まもなく抽象画に転向します。抽象画においてもその強烈な個性は変わらず、国外でも高い評価を得ました。1971年からは「週間朝日」に連載の司馬遼太郎『街道をゆく』の挿絵を1990年まで、20年間、897回にわたり担当し、それによって一挙に知名度も高まりました。
本展は生誕100年を記念し、初期の文展特選作から、抽象を経て絶筆にいたるまで、油彩、グワッシュ、書、陶芸など、多彩な作品を一望し、その全貌を紹介します。須田芸術に一貫する力強い魅力に迫るとともに、その中でも特によく親しまれている『街道をゆく』の原画を40点、特集展示します。

出品作品
「築地本願寺」(1937年)ほか初期の作品6点
「作品 1973 黄金」(1973年)をはじめとする抽象作品21点
司馬遼太郎『街道をゆく』原画40点
「酔芙蓉花」「遊女之図」(1988年)など具象作品36点
年賀状のための十二支図12点
書・陶の作品など17点
計132点

主催者
うらわ美術館
休催日
月曜日(4月30日は開館、翌火曜日休館)
観覧料
一般600(480)円 大高生400(320)円
中小生200(160)円
( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合わせ先
048-827-3215(代)

会場情報

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

会場住所
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
更新日:2010年10月25日
登録日:2002年3月14日