ID:11598

「ビエンナーレの二つの顔-セビリア・シンガポール見聞記」

[番外編]photographers' gallery講座

会場

photographers gallery

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会期

2006年12月2日(土) ~ 2006年12月2日(土)

展覧会概要

「ビエンナーレの二つの顔-セビリア・シンガポール見聞記」 バンガイヘンフォトグラファーズギャラリーコウザ [番外編]photographers' gallery講座

報告者:前田恭二(読売新聞文化部記者) この度photographers'?gallery講座では、その「番外編」として、前田恭二氏によるビエンナーレ報告会を開催することになりました。 いまや各地で「ビエンナーレ」が開催されています。場所と開催頻度を掲げるのみの展覧会形式。しかし、すべてを訪ねる美術関係者が存在するのかどうか、それほど多くのビエンナーレが存在します。前田氏は最近、アジアで開催された「シンガポール・ビエンナーレ」(2006年9月4日~11月12日)と、スペインにおける「セビリア・ビエンナーレ」(2006年10月26日~2007年1月8日)を訪ねました。とりわけ後者は独・ドクメンタ11で、ポストコロニアリズム路線を打ち出したオクウィ・エンヴェゾーを起用し、注目されています。そのシリアスな内容は、前田氏にとっても、改めて考えさせるものがあったそうです。ビエンナーレとは何のために開催されるのか。都市の対外アピールなのか、地域の活性化なのか。そこでは常に「サイトスペシフィック」であること、そして「コンテンポラリー」であることが推奨されます。しかし、そこに別種の政治性が潜んではいないのか。オンタイムな両ビエンナーレのリポートを通じて、ともに考えてみたいと思います。

観覧料
参加費:500円
展覧会ホームページ
http://www.pg-web.net/

会場情報

photographers gallery フォトグラファーズ ギャラリー

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会場住所
〒160-0022
新宿区新宿2丁目16-11-401
更新日:2008年3月11日
登録日:2006年10月23日