ID:11560
サトウ画廊1955-1981
~若く、熱い日々~
会場
千葉市美術館
Chiba City Museum of Art
会期
2006年12月11日(月) ~ 2007年1月14日(日)
展覧会概要
サトウ画廊1955-1981 サトウガロウ1955-1981 ~若く、熱い日々~
千葉市は平成3年度に、東京にお住まいの佐藤友太郎氏から美術品407点の寄贈を受けました。佐藤氏は銀座で昭和30年(1955)から56年(1981)にかけて「サトウ画廊」を経営し、戦後の現代美術の普及・発展に貢献されました。氏の友人で、画廊の開設を提案した画家の馬場彬氏が直接運営に携わり(後には馬場氏の代わりにやはり画家の江沢正秀氏が担当)、26年間に約700人もの作家たちがサトウ画廊で作品を発表しています。
サトウ画廊で展覧会を開催した作家たちのほとんどは佐藤氏に好感を抱き、展覧会終了後には小品を画廊に贈ったこともしばしばありました。結果として氏の手許には400点以上の作品が集まることとなったのです。氏は、同時代の美術に接する一助として、美術館を開設準備中の千葉市に、所有するほとんどの美術品を寄贈されました。作品の内訳は、102人の作家による絵画166点、版画213点、彫刻14点、写真1点、工芸14点です。
千葉市では平成4年に市民ギャラリー・いなげで受贈記念展を開催し、市美術館開館後はさまざまな展覧会で寄贈された作品を展示・紹介する一方で、他の美術館からの展覧会出品依頼や調査にも応じています。また、作品に関するデータ等不明な点については現在も引き続き調査や情報の収集を行っており、現代美術の普及を目指したサトウ画廊の活動の顕彰を心がけています。
今回展覧会で紹介する作品は29人・109点で、サトウ画廊の活動全体のほんの一部に過ぎませんが、新しい表現をこころみた作家たちの息吹にふれていただくことができればさいわいです。
- 主催者
- 千葉市美術館
- 休催日
- 12月29日~1月3日
- 観覧料
- 一般200円(160円)大学・高校生150円(120円)中・小学生 無料
( )内料金は団体30人以上の料金
上記の料金で、同時開催「特集展示 草間彌生・荒川修作・篠原有司男」もご覧いただけます。 - 展覧会ホームページ
- http://www.ccma-net.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 千葉市美術館 043-221-2311
会場情報
千葉市美術館 チバシビジュツカン
Chiba City Museum of Art
- 会場住所
-
〒260-8733
千葉市中央区中央3-10-8 - ホームページ
- https://www.ccma-net.jp
登録日:2000年10月12日