ID:11151

斉白石とその周辺

会場

京都国立博物館

Kyoto National Museum

会期

2006年9月6日(水) ~ 2006年10月1日(日)

展覧会概要

斉白石とその周辺 セイハクセキトソノシュウヘン

中国近代絵画の巨匠、斉白石(1863~1957)の歿後50年をまもなく迎えますが、伝統的な文人画の世界に近代的な形象を導入した彼の絵画に対する評価は近年ますます高まっています。またその絵画全集も中国から続々と出版され、絵画史上に残した足跡の全貌も明らかになりつつあります。
白石の絵画は独創的なデザイン感覚において、他者の追随を許しません。出来上がったものを見ますと、誰もが真似できそうで、しかし以前には全く描かれたことのない奇抜なかたちと色彩が堂々とその存在を主張しています。まさに現代のグラフィック・アートに通ずる面白さがあります。
今回は、当館が近年受贈した須磨弥吉郎氏収集品を中心に、白石が北京に定住してまもない、1920年代から30年代にかけての優品を展示し、その画風形成・確立期の偉業を窺います。
あわせて、彼を引き立てた姚華や愛弟子、瑞光和尚等の作品も展示し、影響関係を探ります。

休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
観覧料
大人420(210)円 大学・高校生130(70)円 中学・小学生 無料
( )は団体20名以上
障害者の方と介護者(同人数)及び70歳以上の方は無料
(障害者手帳、年齢を証明するもの等が必要)
展覧会ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/
展覧会問合わせ先
075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)

会場情報

京都国立博物館 キョウトコクリツハクブツカン

Kyoto National Museum

会場住所
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日