白のリズム 大内田茂士展

白のリズム 大内田茂士展 シロノリズムオオウチダシゲシテン

大内田茂士は1913(大正2)年、福岡県朝倉郡大福村(朝倉町)に生まれた洋画家です。旧制朝倉中学校卒業後、浜哲雄との出会いにより画家になることを決意。福岡県出身の山喜多二郎太、高島野十郎らの指導を受け、昭和12年に新宿絵画研究所の鈴木千久馬に師事しました。静物画と風景画を中心とする抽象的要素の強い画風は変貌を続けましたが、画面に動静を感じさせるダイナミックな印象は生涯一貫したものでした。1988(昭和63)年には日本芸術院恩賜賞を受賞、1990(平成2)年には日本芸術院会員に選ばれました。
今回は、九州厚生年金会館(北九州市)の陶壁画制作(1983年)の資料を紹介すると共に、独自の境地を拓いた“静物画”と晩年の“鴉シリーズ”に焦点を当てながら、生涯全般にわたる代表的な作品を展示します。
特に「静物画」の一連のシリーズを制作順に並べることで、初期から晩年に至るその変遷を一望しようとする試みです。

主催者

北九州市立美術館、西日本新聞社

休催日

月曜日

観覧料

一般500(400)円、高大生300(200)円、小中生200(100)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金

展覧会ホームページ

http://kmma.jp/

展覧会問合わせ先

北九州市立美術館 Tel.093-882-7777

北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会場住所

〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1

ホームページ

http://www.kmma.jp