タイトル等
特別展 英国王立園芸協会創立200周年記念 植物画世界の至宝展
会場
神戸市立小磯記念美術館
会期
2005-07-23~2005-09-04
休催日
毎週月曜日
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般800円(600円)、高校・大学生600円(400円)、小学・中学生400円(200円)
( )内は団体30名以上
シルバー400円<神戸市(すこやか)老人福祉手帳持参の方>
主催者
神戸市立小磯記念美術館、神戸新聞社、英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)、「植物画世界の至宝展」実行委員会
概要
エリザベス女王を総裁に頂く英国王立園芸協会(以下、RHS)は、1804年に創立され、現在では35万人余の会員を有する世界最大の園芸愛好団体です。本展ではRHS創立200周年を記念し、協会収蔵の植物画2万数千点の中から、16世紀の植物図譜をはじめ、英国が園芸大国への道を歩んだ軌跡を示すオリジナル作品を中心に、129点を厳選し大系的に紹介します。
古来より建築・陶器・貨幣などの文様として描かれた植物のモチーフは、ルネサンス期に自然観察に基づいた緻密でリアルな描写の近代植物画として発展しました。そして、大航海時代を経て、探検家たちと共に未知の世界に乗り出した画家たちは、見知らぬ土地の風景や人、動植物を描き、植物画は黄金期を迎えます。
展覧会は「近代植物画の誕生」、「大航海時代の植物画の黄金時代」、「“植物画”―ジャンルとしての確立」、「植物画の衰退と伝統の継承」、「植物画のルネサンス」の、5つのテーマで構成されています。
近代植物画の出発点となったフックス(1501-1566)の植物図譜をはじめ、ナポレオン皇帝のお抱え絵師であったルドゥテ(1759-1840)の未出版書籍、ヴィクトリア女王に仕えた植物画家ウィザーズ(1793-1864)、また現在活躍中の作家の植物画などを紹介します。
植物画には、美しさ(アート)と精密さ(サイエンス)が融合された芸術世界が広がっています。その美しさと魅力をお楽しみ下さい。

植物画といえば、当館ゆかりの小磯良平(1903-1988)も武田薬品の機関紙『武田薬報』の表紙に、長年にわたり薬用植物画を描き続け、その写生の見事さは多くの人々の心をひきつけています。
今回、原画を所蔵する武田薬品工業株式会社の格別の御好意で、本展覧会に合わせて会場内に「キキョウ」「クコ」「アサガオ」など12点が特別出品されています。
ホームページ
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/
展覧会問合せ先
電話:078-857-5880
会場住所
〒658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
交通案内
[電車ご利用の場合]
JR 住吉駅・阪神 魚崎駅で、六甲ライナーに乗りかえ、「アイランド北口駅」下車、西へ徒歩すぐ。

阪急「岡本駅」・「御影駅」の南側より / みなと観光バスにて「ウエストコート3番街前」下車 北へすぐ

[自動車ご利用の場合]
国道43号線の東御影 または 東明交差点を六甲アイランド方面へ、六甲大橋を渡り案内表示に従って右折、西へ約300mの信号を左折、すぐに地下駐車場(六甲アイランド公園西駐車場)の入口があります。
ホームページ
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索