タイトル等
磯井正美展
会場
高松市美術館
会期
2006-02-24~2006-03-26
休催日
月曜日(但し、休日と重なる場合はその翌日)
開催時間
火~金曜日 9:30~19:00 土、日、祝 9:30~17:00(入室はいずれも閉館30分前まで)
観覧料
一般 600円(480円)/高・大生 400円(320円)/小・中生 200円(160円)
※( )内は前売りおよび団体20名様以上の料金
※会期中の土曜日は小・中・高生入場無料
主催者
高松市美術館
概要
磯井正美(1926~ )は、磯井如眞の三男として高松に生まれ、予科錬から復員して後、漆芸の道を志しました。《積層》と呼ばれる、科ベニヤをはり重ねて成形した素地。木彫用の丸刀を使って、より柔らかいイメージを出す《蓮華彫り》。金紛や銀粉を用いる沃懸地(いかけじ)の技法。色漆の層による微妙な斑文の色調の変化。角剣による点彫りを応用した《往復彫り》。ぼかし塗りをし、研いで断面を出すグラデーションの効果。一見すると線彫りのような、筆を用いて色漆を埋める摩訶不思議な線の創案。磯井正美ほど、蒟ま(きんま)の表現領域を広げた作家はいません。
その作風は繊細華麗な父如眞の作風に対し、「漆の古典的なうつくしさを現代の新しい感覚で生かしたムード派」と作者は自らをとき明かしています。蝶や万葉集に出てくる植物など身近な題材を象徴的に取り上げ、波間のたゆたう動きや陽炎のゆらめく空気など通常では捕捉し難い形をモチーフとし、より奥深い心象風景を創出しています。こうして1985年、磯井正美は重要無形文化財蒟ま保持者に認定され、父如眞の死後解除されていた21年間の空白を埋めました。
本展覧会は初期の作品から最新の作品までを展示する磯井正美初の本格的な個展となります。
ホームページ
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/
展覧会問合せ先
高松市美術館 Tel. 087-823-1711
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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