タイトル等
模造にみる正倉院宝物
会場
奈良国立博物館
会期
2005-09-20~2005-10-10
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時30分~午後5時
※入館は閉館の30分前まで
(ただし毎週金曜日は午後7時まで)
観覧料
一般 420円(210円)/高校・大学生 130円(70円)/小・中学生 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方(介護者1人を含む)、および70歳以上の方は無料
主催者
奈良国立博物館
概要
本展覧会は、同期間を会期として開催される「遣唐使と唐の美術」(奈良国立博物館、朝日新聞社等主催)にちなんで、特別陳列として開催するものです。
正倉院宝物は、我が国の奈良朝文化や唐代の美術工芸の粋を現代に伝え、シルクロードを経た国際交流を反映するものとして非常に重要な文化財です。その発祥地は遠く西アジアからインド、中国、朝鮮半島などアジア全域にわたり、シルクロードを経て長安に運ばれ、遣唐使によって日本にもたらされたものが多く含まれると考えられています。
様々な正倉院宝物にみられる高水準の技法は昔から関心を呼び、江戸時代から模造品が作られるようになったといいます。そして、明治時代になると本格的に公的な模造事業が始まり、現在までに数百点が製作され、正倉院事務所・東京国立博物館・奈良国立博物館が所蔵しています。今回展示します正倉院宝物の模造が、その製作技術も含めて原品を忠実に復元したもので、いずれも一流の技術者・作家によって制作された芸術的価値と学術的価値を兼ね備えたものです。
正倉院宝物の成立には奈良時代に中国と日本を行き来した遣唐使が大きな役割を果たしたことは明らかです。遣唐使・井真成の墓誌をはじめ中国・唐の金銀器や陶器などを展観・紹介いたします特別展「遣唐使と唐の美術」とあわせてご鑑賞いただくことで、東アジアの文化およびその交流の様相など正倉院宝物の国際性を再認識していただくとともに模造および模造作成の意義を御理解していただけることと思います。
ホームページ
http://www.narahaku.go.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤルサービス:050-5542-8600
会場住所
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50
交通案内
◆電車・バスを利用する

近鉄奈良駅下車 登大路町を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り(2番)「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ

関西国際空港からリムジンバス JR奈良駅行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分
大阪国際空港からリムジンバス 奈良/天理行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分


◆自動車を利用する

駐車場について
専用の駐車場はありません。周辺の駐車場をご利用下さい。
正倉院展期間中は大変混雑いたします。
登大路自動車駐車場 午前6時~午後10時
大仏前自動車駐車場 午前9時~午後5時 (団体バス予約優先)
高畑自動車駐車場 午前9時~午後5時

なお、歩行困難な方は当館係員にご相談ください。

名古屋方面から
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

大阪方面から
第二名阪道路・宝来I.C.から国道369号線を東へ県庁を越えて約1分。
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

京都方面から
京奈和自動車道・木津I.C.から国道24号線を南へ、国道369号線を東へ約1分。
ホームページ
https://www.narahaku.go.jp/
奈良県奈良市登大路町50
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