1月から2月にかけ、前田育徳会展示室・第2展示室と併せて、近現代工芸作家の作品を展示する第5展示室においても、こうした作家たちによる茶道具を、前期と後期に分けて一堂に展示します。
通常、第五展示室では、日本伝統工芸展等と同様に、技術的な面が分かりやすく見ることが出来るよう、素材別に分けて工芸作品を展示していますが、今回は茶道具というテーマに合わせるため、形態別の展示となります。 ケースごとに、花入・香炉・香合・水指・釜・茶器・茶碗・菓子器をそれぞれ展示し、また金沢の茶陶を語る上で欠かすことの出来ない大樋焼や、人間国宝・石黒宗麿の、バラエティーに富んだ茶碗などをまとめて並べ、さらに季節に合わせた取り合わせの展示も加えました。