タイトル等
写真・映像展 世界遺産からのSOS
~アジア危機遺産からのメッセージ~
会場
東京藝術大学大学美術館
会期
2006-01-14~2006-02-05
休催日
月曜日
開催時間
10:00-17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般500円(400円)
高校・大学生300円(200円)
中学生以下無料

※( )内は20名以上の団体料金
障害のある方は無料(証明できるものをお持ち下さい)
主催者
東京藝術大学大学美術館、(社)日本ユネスコ協会連盟、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
概要
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産条約に基づき登録ざれた世界遺産は、地球の生成と人類の歴史によって生み出ざれ、過去から現在へと世代を超えて継承されてきた地球が共有する宝物です。いまを生きる私たちには、その素晴らしい人類共有の遺産を未来へ伝える責任と義務があります。しかし、現実には世界遺産の維持にはさまざまな困難や障害が存在し、多くの遺産が危機に瀕しています。
その象徴的な存在が『危機遺産』です。現在、ユネスコの危機遺産リストに記載された遺産は世界で34件。その中にはアジアの遺産も多く含まれています。世界の中でも極めて多彩な文化に彩られたアジアの自然と文化の豊かさを未来世代へ引き継いで行くためには、これらの危機遺産の現実を直視することが不可欠です。
アジアを中心に幅広く活躍するフォトジャーナリストたちや専門家からの貴重な報道写真とNHKのパイビジョン映像により構成されるこの展覧会は、これらの危機遺産を救い未来の世代へ伝えるために、「私たちに何ができるのか」、「何をしなければならないのか」を訴えかけるために開催されるものです。
今回は特に、紛争により失われたアフガニスタンのバーミヤン遺跡、大地震で脆くも崩れ去ったイランのバム城砦、急激な都市化が伝統文化に彩られた都市の崩壊を招きつつあるネパールのカトマンズ、社会構造の変化が伝統的な稲作文化に危機をもたらしているフィリピンのコルディリエーラの棚田や、2004年に危機遺産リストからは脱したとはいえ、急激な観光開発などによって新たな危機を迎えているカンボジアのアンコール遺跡などを中心に取り上げ、アジアの危機遺産の現状を訴えます。
この展覧会は、(社)日本ユネスコ協会連盟がおこなうアジアの危機遺産救済のための募金活動、『SOSアジア世界遺産』の一環として開催されます。
ホームページ
http://www.geidai.ac.jp/museum/
展覧会問合せ先
050-5525-2200(代表)
会場住所
〒110-8714
東京都台東区上野公園12-8
交通案内
JR上野駅(公園口)、東京メトロ千代田線根津駅(1番出口)より徒歩10分
京成上野駅(正面口)、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅(7番出口)より徒歩15分
JR上野駅公園口から台東区循環バス「東西めぐりん」(東京芸術大学経由)で4分、停留所「東京芸術大学」下車(30分間隔)
ホームページ
https://museum.geidai.ac.jp
東京都台東区上野公園12-8
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