平成17年(2005)に財団法人日本相撲協会は設立から八十周年を迎えました。大正14年(1925)12月28日、文部大臣より財団法人設立の認可を受けて誕生いたしました。設立の前後には、摂政宮賜盃(現在の天皇賜盃)の作製や東京相撲と大阪相撲の合併をはじめ、さまざまなできごとがありました。
ここでは、現在の大相撲の基礎となったこれらのできごとを初公開の資料を含む162点によりご紹介いたします。
展示構成
1.天皇賜盃と昭和天皇
2.財団法人化と東西合併
3.ラジオ実況中継
4.春秋園事件
5.玉錦から双葉山へ
6.国技館の変遷
7.太平洋戦争、戦後復興
8.戦後の相撲界を代表する力士(写真パネル)
「音の博物館」コーナーで双葉山・宮城山・天龍の声や歌をお聴きいただけます。