滋賀県立近代美術館の現代美術のコレクションと、関西を中心に国際的に活動しているアーティスト・ユニット、softpadとのコラボレーションによる展覧会。映像、デザイン、サウンドなど様々な領域で柔軟な活動を見せるsoftpadが、印刷物から展示構成にいたるまで、展覧会というひとつの知覚体験をトータルに演出します。
“センシビリア”とは「感覚によって認識できるもの」という意味です。当館が誇る、主にアメリカを中心とする戦後美術のマスターピースたち。softpadが音響や映像など様々な表現手段を用い、斬新な角度からそれらにアプローチすることで、知識に頼るよりも、むしろ美術作品との感覚的な出会いの場を提供します。
個々の作品のみならず、それは滋賀県立近代美術館の潜在的な魅力をも掘り起こし、光を当てることになるでしょう。