秋吉台国際芸術村では今年度より新しい試みとして、過去に芸術村のレジデンス事業に参加したアーティストによる個展のシリーズを「リプレイ」展というシリーズ名のもとに
開催いたします。第1回目の今回は2000年度の公募レジデンスと2001年度のプロジェクト・レジデンスで芸術村に滞在したアーティスト・ユニット、「守章」の作品を公開します。
「守章」は1996年から、それまで別々に作家活動を行っていた守喜章と守雅章の双子の兄弟が共同製作を始めるために結成したアーティスト・ユニットで、ビデオ、写真、音楽など
様々なメディアを使ったインスタレーション作品を制作しています。
彼らの作品は、自分と同じ顔を持つ他人である双子の存在に起因する、同一性と他者との関係性に対する独特な違和感を基盤としています。
本展では、芸術村滞在中に制作したビデオ作品の再編集版の他、これまで未発表のサウンド・インスタレーション作品を公開します。