佐倉と友好関係にあるオランダ。そのオランダで、知らない人はいないというほど親しまれているのが、この『イップとヤネケ』です。
『イップとヤネケ』=“Jip en Janneke”は、1952年から新聞に連載された短いおはなしで、テキストはアニー・M・G・シュミット(Annie M・G Schmidt/1911-1995)、イラストはフィープ・ヴェステンドルプ(Fiep Westendorp/1916-2004)。
黒いシルエットで描かれた男の子=イップと、女の子=ヤネケに、子どもたちは自分の姿を重ねあわせるのだそうです。
日本では、昨年初めて日本語版『イップとヤネケ』(西村由美訳、岩波書店刊)が出版されました。
夏休み、オランダからやってきたこのすてきな2人をテーマに、展示やワークショップ、お話し会などを開催します。
たくさんの子どもたちと、昔、子どもだった人たちに出会ってほしいと願っています。