タイトル等
田中吉政とその時代
山内一豊の傍輩・田中吉政の生涯を探る
会場
市立長浜城歴史博物館
会期
2005-09-10~2005-10-16
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般400円、小中学生100円
(20名様以上の団体は2割引)
主催者
市立長浜城歴史博物館
概要
田中吉政(1548~1609)は、近江国浅井郡に生まれ、戦国時代から江戸初期を生き抜き大名となった武将です。豊臣秀吉から甥・秀次に付けられ、天正13年(1585)からの秀次近江八幡城主時代には、堀尾吉晴・山内一豊などと共に、その宿老(重臣)の一人として領内統治で活躍します。天正18年(1590)には、5万石の三河岡崎城主となります。岡崎城主となってからは、岡崎城下町の造成、矢作川築堤で活躍する一方、関白となった秀次にかわって秀次領尾張の統治や、治水にもその能力を発揮します。
秀吉配下の武将として活躍した吉政ですが、関ヶ原合戦では家康配下として、合戦の主力として戦い、石田三成を捕縛した功績により、戦後筑後一国32万5千石を与えられます。柳川城を居城とし、筑後の国守として有明海沿岸の築堤工事など領内統治にも尽しました。
今回の企画展は、田中吉政という一人の武将が大名として成長してゆく過程を関係資料で追うことにより、一人の人間の生涯とともに、舞台となった地域の歴史、さらにはその生きた時代を紹介しようとするものです。その人物像に迫る初めての企画展示です。
なお、来年のNHK大河ドラマの主人公である山内一豊は、田中吉政の同僚とも言える存在です。秀次家臣から秀吉直臣に戻り、さらに徳川家康に接近していった人生は、吉政と重なるところがあります。今回の企画展は、吉政を通して一豊を理解するための「一豊公・千代様キャンペーンイベント」の一環でもあります。
ホームページ
http://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/
展覧会問合せ先
TEL 0749-63-4611
会場住所
〒526-0065
滋賀県長浜市公園町10-10
交通案内
JRびわこ線(北陸本線)長浜駅より徒歩5分
高速道路北陸自動車道長浜ICより車で15分
滋賀県長浜市公園町10-10
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