タイトル等
レオノール・フィニ展
会場
群馬県立近代美術館
会期
2005-09-23~2005-11-03
休催日
毎月曜日(10月10日は除く)、10月11日(火)
開催時間
9:30-17:00(但し入館は16:30)
観覧料
大人800円(640)、大高生400円(320)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内の観覧料は、20名以上の団体割引料金。
主催者
群馬県立近代美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
概要
1907年、レオノール・フィニはアルゼンチン人の父とイタリア人の母のあいだに、さらにその先祖にはスペイン、ヴェネツィア、スラヴ、ドイツ、ナポリといった、さまざまな混交する血と種族の愁いを兼ね備えて生を受けました。黒い瞳に黒い髪、強烈な魅力をもつ彼女は、幻想的な作風を示すレオノラ・キャリントン、ドロテア・タニングにならぶ、異色な女性シュルレアリスム画家としてパリで鮮烈なデビューを果たします。エルンストやバタイユら、ときの詩人や芸術家と親交を結び、1935年以降、パリ、ロンドン、ニューヨークで絵画展、書物の挿絵やローマオペラ座での舞台装置、バレエや映画の衣装、小道具、はては宝石のデザインまで手がけました。こうした女性プロデューサー的な側面は、当時、時代のカリスマとしてとらえられましたが、彼女の創造性は、じつは現代にこそ通じる魅力を持っています。
一方、フィニの描くタブローには、夢みるような、瞑想的な沈黙の女性たちが居ならび、華やかな女の都が描かれています。それはフィニが「女」であることの特質を絵画の中に包みかくさず描いたゆえに生まれた、女、魔術、古代への回帰、つまり毅然たる女祭司を中心とした、古代社会の神秘な祭儀が成立した時代への憧憬とも思われます。
「存在しないもの、そして私が見たいものを描く」というフィニは、その本能的ともいえる魔術的技量によって、古い神話を生きた現実へと再構築し、私たちに万物創世の聖域を垣間見せてくれることでしょう。
ホームページ
http://www.mmag.gsn.ed.jp/
展覧会問合せ先
027-346-5560
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
交通案内
[自動車]
■ 上信越自動車道の 「藤岡I.C.」高崎方面出口より出て、県道13号線を前橋方面に約10分。
■ 関越自動車道 「高崎玉村スマートI.C.」(ETCのみ)より出て高崎方面に向かい、県道13号線を藤岡方面に約8分。
■ 北関東自動車道 「前橋南I.C.」より県道13号線を藤岡方面に約15分。
■ 県立公園「群馬の森」の大駐車場をご利用ください(無料)。 大型バス複数台駐車可能。(要予約)
*公園閉園後の駐車場の利用はできません。
県立公園「群馬の森」 開園時間: 4月~9月:7時30分~18時30分 / 10月~3月:8時~17時30分

[タクシー]
■ JR 高崎駅東口より 約20分
■ JR 新町駅より 約10分

[電車・バス]
■ JR 高崎線・湘南新宿ライン または 上越・北陸新幹線で 高崎駅下車 (新幹線は東京駅より約60分)。
JR 高崎駅東口より、市内循環バスぐるりん 「群馬の森線」 9系統(約38分)、10系統(約26分)、または「岩鼻線」 15系統(約25分)で、いずれも「群馬の森」下車。(200円)
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
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