タイトル等
「ドラマとポエリジーの画家 和田義彦」
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2005-08-02~2005-09-19
休催日
月曜日(最終日、9/19を除く)
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般:300(240)円
小中学生:100(80)円
※( )内は、10名以上の団体料金です
概要
和田義彦は現在、渋谷区在住の油彩画家として活躍しています。彼は1940年に三重県海山町に生まれ、その後、愛知県立旭丘高校美術課程を経て、1959年、東京藝術大学油絵科に入学しました。1964年に初の個展を開催し、翌年の第39回国画会に初入選をして画家としてデヴューしました。和田は1970年に国画会会員に推挙され、翌年から6年にわたってイタリア政府給費留学生としてローマに滞在します。主に、ローマ中央修復学校で、イタリア古典絵画の模写研究を行なったほか、スペインでも模写を通して西洋古典技法をしっかりと身につけました。
帰国後、和田は国画会や個展で制作発表を続けてゆきます。2002年に「想」により安田火災東郷青児美術館大賞を受賞するなど、現在最も活躍している作家の一人です。近年はアジアにも目を向け、絶えず表現の可能性を押し広げながら意欲的に絵画に潜む癒しがたい孤独と空虚感。感情をむき出しにしたグロテスクな醜い人物群の表情は、人間心理の奥底に潜む様々な欲望をあばきだしています。誰もいない広場や彫像、犬などの作者の記憶によって呼び覚まされる様々なイメージは不安、恐怖、悲しみなど人間存在の根源的な感情を喚起させます。その絵画には不条理、虚と実、エロス、生と死といったテーマが激しくドラマチックにあるいは哀切に詩情を湛えて表現されています。
本展は初期から現在までの油彩画、テンペラ画に加えて、水彩。素描、挿絵原画、模写など80余点で和田義彦の絵画世界を紹介します。
ホームページ
http://www.shoto-museum.jp/
展覧会問合せ先
Tel.03-3465-9421
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
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