タイトル等
ジェームズ・アンソール展
ベルギーが生んだ仮面と幻想の画家
会場
福島県立美術館
会期
2005-07-30~2005-09-04
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般・大学生:1000(800)円
高校生:500(400)円
小・中学生:300(240)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
福島県立美術館、日本経済新聞社、福島民報社、福島テレビ
概要
ジェームス・アンソール(1860-1949)は、ベルギーの近代美術を代表する画家として国際的に高く評価され、広く「仮面の画家」として知られています。
アンソールは、カーニヴァルの仮面、骸骨、グロテスクな人間などを劇場を思わせる画面に登場させ、その悪夢のような世界で現実の醜悪な姿を暴き、人間存在を痛烈に風刺しました。そこには、辛辣で呵責ない、諧謔を交えたアンソールの批評精神がいかんなく発揮されています。
一方、アンソールの画家としての出発点には、写実主義の模索がありました。故郷の海辺の風景、静物、人物などを描いた青年時代の作品には、対象を光の中に捉える優れた感性が伺えます。
また、アンソールが独自の芸術を形成する過程で、東洋の影響が指摘されており、葛飾北斎による絵手本『北斎漫画』を模写した一連の素描が、まとめて展示されるのは、今回の展覧会の大きな特徴となっています。
本展は、アントウェルペン王立美術館、オーステンド市立美術館などが所蔵するアンソールの油彩、素描、版画、約140点により構成されています。わが国で開かれる本格的なアンソールの回顧展として、20年ぶりの開催で、初期から晩年までの画家の全貌が紹介されます。
ホームページ
http://www.art-museum.fks.ed.jp
展覧会問合せ先
福島県立美術館Tel.024-531-5511
会場住所
〒960-8003
福島県福島市森合字西養山1
交通案内
●電車で―――JR福島駅東口より福島交通 飯坂線「美術館図書館前駅」下車 徒歩2分
●バスで―――JR福島駅東口より福島交通バス9番乗場から市内循環ももりん2コース「県立美術館入口」下車 徒歩3分
●タクシーで―JR福島駅東口、西口より約5分
●車で――――東北自動車道で福島飯坂I.C.より約15分、福島西I.C.より約20分
ホームページ
https://art-museum.fcs.ed.jp
福島県福島市森合字西養山1
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