今年も夏休みの特集企画として、コレクション展示室で「夏休み 親子で楽しむ美術館」がはじまります。今年のテーマは、かたちをたのしむことに着眼し、「きになるかたち」というサブタイトルをあげ、どうも気なるかたちたち約30点を選びました。
今回は、まるいかたち・しかくいかたちなど、かたちがそのまま理解でき、鑑賞して楽しめる作品や、くもやひかりのように、決まったかたちがあるものではないけれど、作者の眼やこころで昇華して作品に表現されている作品、そして、これはいったい何を表現してあるのか、ゆっくり鑑賞しないとわからないふしぎなかたちの作品と、作品を4つのグループに分けて配置し、素敵だったり、おもしろかったり、何だか解らないけれど、どうもきになるというかたちたちを、昨年同様、お子さんの視点・観点に合わせて作成した観賞用のワークシートを含むセルフガイドを見ながら、親子で考え、会話を楽しみながら鑑賞できるようになっております。
今年もぜひ夏休みのひとときを美術館でお過ごしください。