タイトル等
朝鮮の美術
新羅の瓦を中心に
会場
高麗美術館
会期
2005-07-01~2005-09-25
休催日
毎週月曜(祝日と重なる場合は翌日休館)
開催時間
10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般500円(400)大高生400(320)小中生300(240) ※括弧は20名以上の団体割引料金
概要
当館所蔵の瓦には楽浪・高句麗・百済・新羅のほか、高麗・朝鮮時代のものがあり、その変遷を概観することができます。なかでも新羅の瓦が半数以上を占め、三国統一を遂げ10世紀初頭まで誇り高い栄華を極めた新羅国の姿を映し出しています。
新羅は高句麗や百済の製瓦技術を吸収し、新時代に向け新たな探求が始まりました。その伝統を受け継ぎ、文様装飾が一層開花し、朝鮮史上もっとも雅な瓦を作り出したのが後の統一新羅でした。
統一新羅の瓦には軒丸瓦(円瓦当)、軒平瓦(平瓦当)、楕円形瓦、鬼面瓦など数種の形式があり、壁面にはセンが使われました。蓮華文をはじめ、忍冬文や唐草文、禽獣文等が多様に変化していきます。さらに当時の瓦には新羅と親交の深い唐朝を通じた西域文化の要素も垣間見られます。新羅は他国の製瓦技術を基盤に据え、飛躍的に新しい文化を形成しました。ひとつの頂点に達したともいえる新羅の瓦には、その悠久な史実が反映されています。
当館所蔵の瓦は過去に数点が公開されただけで、これに重点をおく展示は今回が初めてです。あわせて高麗青磁や仏教金工品などもとりあわせ、総数約60件を展示いたします。
この夏、新羅の瓦を中心とした「朝鮮の美術」をお楽しみください。
ホームページ
http://www.koryomuseum.or.jp/
展覧会問合せ先
高麗美術館 TEL 075-491-1192 FAX 075-495-3718
会場住所
〒603-8108
京都府京都市北区紫竹上ノ岸町15番地
交通案内
JR京都駅より市バス9番系統/京阪三条駅より市バス37番/地下鉄北大路駅より市バス37番・・・いずれも「加茂川中学前」下車、徒歩1分
京都府京都市北区紫竹上ノ岸町15番地
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