タイトル等
柳宗悦の民藝と巨匠たち展
会場
下関市立美術館
会期
2005-05-28~2005-07-03
休催日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館) ※展覧会の前後に展示替えの為臨時休館あり
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1,000円(800円)
大学生700円(560円)
※( )内は、20名以上の団体料金。
概要
本展覧会は、近代日本を代表する芸術運動「民藝」の創始者である柳宗悦(1889~1961)の世界と、その思想に共鳴した工芸・美術の巨匠たちの作品をご紹介するものです。 柳宗悦は、芸術、宗教、社会など幅広いジャンルに独自の思想を展開した思想家です。 若くして『白樺』創刊に同人として加わった柳は、最初、ロダンなど西洋芸術の紹介者として活躍しましたが、大正のはじめ、朝鮮陶磁との出会いを境に、その関心を西洋から東洋へと移すことになりました。 以後、木喰仏や日常的な工芸品など、それまで顧みられることのなかった、名もない工人たちの造形に美の本質を見出し、この新しい美の領域を「民衆的工藝」すなわち「民藝」という言葉によって定義します。 大正から昭和にかけて、柳は、日本各地で民藝の調査と蒐集に携わるとともに、すぐれた工芸・美術の作家たちと協働し、近代日本美術史上の一ジャンルとしての「民藝」を築き上げました。 第二次世界大戦後には、浄土教研究を通して美と宗教の関係を探り、最後まで美をめぐる思索を深めます。 本展では、柳宗悦の美意識を、民藝の工芸品とともに、柳の膨大な著述から抜粋された言葉によってたどり、今日あらためて意義を増す「民藝」が再認識されることを期待するものです。
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/index.html
展覧会問合せ先
下関市立美術館 083-245-4131
会場住所
〒752-0986
山口県下関市長府黒門東町1-1
交通案内
JRからバス

▶ JR下関駅[東口]から (所要時間 約20分)

1番乗り場…長府・小月方面 (「市立美術館前」下車)
2番乗り場…宇部・秋吉・山口方面 (「市立美術館前」下車)

▶ JR新下関駅から (所要時間 約25分)

3番乗り場…「城下町長府」を経由する「マリンランド」行 または 「下関駅」行に乗車
→「関門医療センター」下車 (徒歩3分)

▶ JR長府駅から (所要時間 約15分)

バス停「長府駅前」(国道2号線沿い・ジョイフルの前) または 「長府駅」(駅ロータリー内)…「下関駅」または「市民病院」行に乗車
→「市立美術館前」下車すぐ

※ご注意
「長府駅」発は、運行本数が限られ、午前中・数本のみです。
「長府駅前」発は、10~15分に1本の間隔で運行。


自動車を利用

▶ 中国自動車道

下関インターチェンジから 「下関市街」~「壇の浦」方面へと進み、国道9号線合流点を長府方面へ。合流点から、約5キロ。 (関門医療センター向かい)
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
山口県下関市長府黒門東町1-1
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