タイトル等
万国博覧会の世紀
-明治の工芸-(後期)
会場
石川県立美術館
会期
2005-02-03~2005-02-27
休催日
無休
開催時間
午前9時30分~午後5時[入場は午後4時30分まで]
観覧料
一 般 350円(280円)
大 学 生 280円(220円)
高中小生 無 料
( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は、個人・団体を問わず280円です。
概要
今年は、2005年日本国際博覧会いわゆる愛知万博が3月から9月にかけて開催されます。昨年はそれを記念して「世紀の祭典 万国博覧会の美術」展が東京、大阪で開催され、1月からは名古屋に巡回します。日本と万国博覧会の関わりは、慶応3年(1867)、パリ万博に江戸幕府と薩摩・佐賀両藩が参加したことから始まり、明治6年(1873)のウィーン万博に初めて国として参加し、江戸時代以来の優れた技に支えられた工芸品によって世界を魅了しました。明治維新は政治的にも、社会的にも、また経済的にも激変をもたらし、旧来のパトロンを失った工芸職人たちは一時窮乏にさらされましたが、石川県は国策としてとられた殖産興業の施策にいち早く反応し、明治5年(1872)には金沢博覧会の開催、以後石川勧業場の設置、金沢銅器会社の設立、金沢工業高校の開校など藩政時代以来の伝統工芸の復興発展に努力した結果、多くの優れた工芸家を生み出しました。
当館には旧美術館以来、この時代の作品が多数収蔵されています。近年、万国博覧会の時代再検証の風潮とあいまって、高度の技術が駆使されたことで世界の注目を集め、西洋の工芸界に大きな影響を与えたといわれている明治の工芸、陶芸では九谷庄三、春名繁春、宮川香山、漆工の大垣昌訓、笹田月暁、米田孫六、金工の水野源六、山尾次吉、米沢弘正など24作家、それに九谷陶器会社、金沢銅器会社の製品など34点を、また蓮池会考案図式も特集展示し、その魅力を紹介いたします。
ホームページ
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp
展覧会問合せ先
076-231-7580
会場住所
〒920-0963
石川県金沢市出羽町2-1
交通案内
●金沢駅北陸鉄道バスターミナル東口0番乗場「城下町かなざわ周遊号」県庁前(石浦神社前)下車徒歩5分
●金沢駅東口からタクシーで約4㎞、15分
石川県金沢市出羽町2-1
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