タイトル等
むら・ひと・くらし
写真が語る茨城の民俗
会場
日立市郷土博物館
会期
2005-01-08~2005-03-06
休催日
月曜日
開催時間
9時30分─16時30分(入館は16時まで)
観覧料
200円(20人以上の団体は150円)
*高校生以下、65歳以上は無料
主催者
日立市郷土博物館
概要
民俗学でいう「むら」は地方自治体としての「村」とは異なり、村落内のツボ(坪)とよばれる小集落を示し、現在でも行政が「地区」として把握する集落単位です。農山漁村における生活・生産の共同と連帯の組織であり、周辺に広がる里山や田畑、沼沢、浜辺などの領域を含みます。
むらは、家々の生活・生産に欠かせない水利、漁場、山林利用なででは、隣接するむらと連帯してものごとを処理することもあります。若者組、子ども組などや庚申講、念仏講などの講中も組織されます。
そのようないわば団体組織であるむらは、昭和30年代以降急速に過疎化が進み、併せて農業の根幹である米づくりの機械化が始まり、やがて家庭電化・マイカー時代をむかえ普段の生活は激変しました。
本書に掲載した写真は、むらがまだ健在だった昭和30年代から40年代のものが大半です。当時の生活を明確にあるがままに示してくれている写真は、注意して見ると主題目とは別に実にさまざまなものが写し込まれています。その偶然に記録されたものにも目を向け、一枚の写真が語る「こえ」に耳を傾けたいと思います。
取り上げた一枚一枚の懐かしい写真から、いまも変わらぬ庶民の心意を感じとっていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/index.html?id=7
展覧会問合せ先
050-5528-4923(直通)
会場住所
〒317-0055
茨城県日立市宮田町5-2-22
交通案内
■お車でお越しの場合
常磐自動車道日立中央ICから日立市郷土博物館まで車で約10分。

■電車でお越しの場合
JR常磐線日立駅中央口下車。駅前からバスに乗車し、「神峰公園口」バス停下車。徒歩で約1分。
ホームページ
http://www.city.hitachi.lg.jp/museum/
茨城県日立市宮田町5-2-22
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