タイトル等
滑稽徒然草
近世の読書事情
会場
神奈川県立金沢文庫
会期
2004-12-09~2005-02-13
休催日
毎週月曜日(ただし1月10日は開館)、12月24日(金)、12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)
開催時間
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観覧料
成人250(150)円/20歳未満及び学生150(100)円 ※( )内は20名以上団体料金
高校生等以下・65歳以上・障害者の方は無料
概要
『徒然草』は、鎌倉時代に兼好法師によって著された随筆です。枕草子と並び称される代表的なこの随筆が、最も流行したのは江戸時代でした。その大きな理由は、印刷技術の発達といわれています。なぜ、江戸時代に多く印刷されたかといえば、それは『徒然草』が面白かったからにほかなりません。
では、江戸時代を中心とする近世の人々は、『徒然草』のどこに面白さを見つけたのでしょうか。本展示では、国文学研究資料館、国立国会図書館の貴重書と金沢文庫所蔵の徒然草コレクションによって、『徒然草』に「滑稽」を見出した近世の人々の読書事情を6部に分けてを探っていきます。

【主要展示品】
其の一、徒然草を再発見
徒然草絵巻 3巻 奈良絵本徒然草 12帖
其の二、秘伝と講釈
徒然草寿命院抄
其の三、学ぶ楽しみ―注釈書の世界―
なぐさみ草 首書営利徒然草吟和抄
其の四、可笑しい絵入り本
絵本徒然草 絵本垣衣艸
其の五、滑稽本で大笑い
つれづれ酔か川
其の六、浮世絵師の仕事
鍬形蕙斎 徒然草屏風 歌川広重 草筆画譜 第二編
≪コラム≫兼好法師の伝説を探る
兼好法師像(狩野探幽筆) 兼好法師行状絵巻
ホームページ
http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
展覧会問合せ先
045-701-9069
会場住所
〒236-0015
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
交通案内
京浜急行「金沢文庫駅」下車、徒歩12分
JR根岸線新杉田駅より シーサイドライン「海の公園柴口駅」下車、徒歩10分
京浜急行「金沢文庫」駅より 京急バス「柴町」行きに乗車し「称名寺」下車、徒歩5分
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
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