タイトル等
竹原ちょう風 “いのち”を見つめた或る日本画家の青春
―そして速水御舟・茨木衫風・福田豊四郎たち
会場
練馬区立美術館
会期
2004-11-02~2004-12-12
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般500(300)円、高・大生、65~74歳300(200)円、小・中学生、75歳以上無料 ※( )内は20名以上の団体料金、障害者割引あり
主催者
練馬区立美術館・竹原ちょう風展実行委員会
概要
チョーフウという画家をご存じですか。
1897(明治30)年東京浅草に生まれた竹原チョーフウは、はじめ蔦谷龍岬のもとで日本画を学び、嘲風(ちょうふう)と名乗ります。1918(昭和4)年の第12回文展に初入選を果たした後は、帝展に出品を続け、1929(昭和4)年の特選受賞で一躍画壇に踊り出ました。この頃から、現在の練馬区に移り住み、新進作家が多く参加した中央美術展などでも活躍しました。1933(昭和8)年に師龍岬を亡くした後は、名をちょう風(※「ちょう風」の「ちょう」は口偏に周)と改め、荒木十畝について門下の読画会で研鑚をつみましたが、戦後の1947(昭和22)年、写生旅行中の富山県高岡で倒れ、50年の生涯を終えました。
その作品は決して多く残っていませんが、自然や生命をいつくしむように描いた真剣な輝きに満ちています。
本展には、ちょう風の本画と写生約60点に同時代の画家たちの作品約30点がならびます。その構成は、師に当たる蔦谷龍岬や荒木十畝らに導かれ大正期独自の浪漫的な表現を模索した初期の作品。速水御舟や小茂田青樹、土田麦僊らにも通じる小生物のはかない生命を注視した写実的な作品群。そしてちょう風をめぐる茨木衫風、福田豊四郎、保尊霊水らとの俳句を通じての文人的交流(みみづく会)などの視点からなり、大正末から昭和戦前期にいたる日本画の一断面をうかがいます。
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
展覧会問合せ先
電話: 03-3577-1821
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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