1867年のパリ万国博覧会がきっかけで大流行した「ジャポニスム(日本趣味)」。
その影響を強く受けた印象派の画家たち。大流行する以前からジャポニスムに
興味を抱き、影響を受けていたエドゥアール・マネ。「近代絵画の父」、「印象派
の先駆者」と形容されるマネは、伝統にとらわれることなく独自の画風を貫き、
のちの印象派の画家たちに影響を与えました。
今回の講座では、村内美術館所蔵のマネの『芍薬の花束』を取り上げながら、
マネ、印象派、ジャポニスムの関係についてお話しいたします。
美術を楽しむための美楽(びらく)講座ですので、どうぞお気軽にご参加くださ
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