タイトル等
詩人画家 竹久夢二展
私は詩人になりたいと思つた
会場
世田谷文学館
会期
2004-10-09~2004-11-28
休催日
毎週月曜日(10月11日は開館、翌日休館)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)
観覧料
一般500(400)円、高校・大学生:300(240)円、小学・中学生:200(160)円、65歳以上:250(200)円 ※( )内は20名以上の団体料金、障害者割引制度あり
主催者
(財)せたがや文化財団 世田谷文学館
概要
美人画をはじめ、児童画、美しい図案などで現在でも高い人気がある竹久夢二。抒情性豊かな夢二の作品はしばしば「詩画一体」とも評されますが、実際に夢二は詩人を志し、古今の詩歌を愛し、自身でも数多くの詩や歌、文章を残しました。
明治42年に出版され大きな評判を呼んだ最初の著作集、『夢二画集 春の巻』の序文のなかで、夢二は
「私は詩人になりたいと思つた。けれど、私の詩稿はパンの代りにはなりませぬでした。ある時、私は、文字の代りに繪の形式で詩を畫いてみた。それが意外にもある雑誌に発表せられることになつたので、臆病な私の心は驚喜した。」と書いています。まさに詩を書くようにして絵を描く詩人画家・竹久夢二の芸術にとって、絵画と同様、詩歌などの文芸も重要な核とといえます。
夢二の生誕120年、そして没後70年を迎える今年は、松原(現・世田谷区松原3丁目)に夢二が自分で設計を手がけ、初めてもった自宅「少年山荘」(またの名を「山帰来荘」)の完成から80年目にもあたります。この機会に多面的な才能を持つ夢二の文学的側面や文学者との交流、さらに世田谷時代の活動や交流などをご紹介します。
本展では、夢二が世田谷の家での日々を綴った日記「山帰来荘記」の自筆本、『小夜曲』の原稿と見られる歌稿など貴重な自筆資料をはじめ、世田谷時代に描かれた屏風絵や水彩画、画面に詩句や歌のある詩画一体の画幅、さらに書簡、著作本、装幀本、交流のあった文学者、芸術家が愛蔵した絵画など、約200点の作品と資料をご紹介します。
また「少年山荘」関連の資料もあわせて展示いたします。
ホームページ
http://www.setabun.or.jp/
展覧会問合せ先
03-5374-9111
会場住所
〒157-0062
東京都世田谷区南烏山1-10-10
交通案内
京王線 芦花公園駅 南口から徒歩5分

小田急線 千歳船橋駅から
京王バス(「千歳烏山駅」行) 「芦花恒春園」下車 徒歩5分
ホームページ
https://www.setabun.or.jp/
東京都世田谷区南烏山1-10-10
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