タイトル等
ホテルオークラの便せんに書かれた2種類の作詞原稿『マイ・ライフ』を本邦初公開
ジョン・レノンの再出発(スターティング・オーヴァー)は日本滞在中からはじまっていた・・・・
会場
ジョン・レノン・ミュージアム
会期
2004-10-01~2005-03-31
休催日
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は営業し、翌水曜日を休館)、年末年始
開催時間
午前11時~午後6時
観覧料
大人1500(1300)円、高大生1000(800)円、小中生500(400)円 ※( )内は 20名様以上の団体料金及び障害者割引
概要
ジョン・レノン・ミュージアム(埼玉県さいたま市、館長・水沢順一)では、開館4周年にあたり、ジョンが長い沈黙の後、再び音楽の世界に戻り、高い評価を得たアルバム「ダブル・ファンタジー」の中で、特に、シングルリリースされた作品「スターティング・オーヴァー」の元になった「マイ・ライフ」の作詞原稿(2種類)を本邦初公開します。
同時に、「ウオッチング・ザ・ホィールズ」、「ダーリング・ボーイ」、「ウーマン」など、同アルバム中の名曲の作詞原稿を一同に集めて展示します。
また、当展示ゾーンにはダコタでのこれらの曲づくりやホームレコーディングで使用したアコースティックギター「オベイション・エレクトリック・レジェンド1651-4」も展示されています。
1975年、息子ショーンが生まれて以後、ハウス・ハズバンド(主夫)宣言したジョン・レノンは、レコーディングスタジオに入ることも、ステージに立つこともありませんでした。しかし、ジョンは常に創作意欲をもちつづけており、主夫生活を送りながらも、レコード会社にしばられない自由な形で「家族愛」を表現したアルバムを作りたいと考えていました。
この頃、「ウオッチング・ザ・ホィールズ」や「ビューティフル・ボーイ」の元となる「ダーリング・ボーイ」の作詞原稿が生まれ、「スターティング・オーヴァー」の導入部に転用される「マイ・ライフ」の作詞原稿は日本滞在中にホテルオークラの金箔のマーク入りの便せんに書かれていたのです。
ジョンが再び音楽の世界に戻ってきたのは、ビートルズ解散から10年目の1980年夏でありました。バミューダ植物園のフリージャの花壇の中から「ダブル・ファンタジー」というアルバムタイトルを見つけだしたことがきっかけとなってジョンのインスピレーションが刺激され、書きためた作品に手を加えていきました。「たまっていたものが一度に沸きたち、わずか3週間でアルバム「ダブル・ファンタジー」が完成した」とジョンはインタビューで答えています。
当ミュージアムでは、「再出発」の直後に凶弾にて倒れたジョンの12月8日のメモリアルデイを迎えるにあたり、「スターティング・オーヴァー」の元になった「マイ・ライフ」の作詞原稿を本邦初公開することにより、ジョンとヨーコの最高傑作といえるアルバム「ダブル・ファンタジー」に再び注目したいと考えています。
ホームページ
http://www.taisei.co.jp/museum
展覧会問合せ先
ジョン・レノン・ミュージアム Tel. 048-601-0009
会場住所
〒330-9109
埼玉県さいたま市中央区新都心8番地 さいたまスーパーアリーナ内
交通案内
・電車でのご来場 JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心駅」下車 徒歩3分 JR埼京線「北与野駅」下車徒歩7分 ・車でのご来場 高速埼玉新都心線「新都心」出口を降りて後方にあります。
埼玉県さいたま市中央区新都心8番地 さいたまスーパーアリーナ内
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