小松義夫氏は、世界中の住宅を長年にわたり撮影しつづける世界でも有数の写真家です。松下電工では、小松氏の作品をもとに1987年から毎年カレンダーを制作してまいりました。本展では、「土」_「石」_「木」_「水」_「飾」という世界共通のテーマを軸に作品の展示を行います。草・石などで作られた家、水に浮かぶ家、鮮やかな装飾で飾った家…素材を中心に写真を展示することで、住宅における表現の多様性・共通性をよりご理解いただけることでしょう。また、壁一面に拡大した巨大写真や、透過光フィルムに出力した写真に証明で演出を加えるなど、世界の暮らしを身近に感じられるよう工夫を凝らします。本展を通じて、地球に暮らすよろこびを身体いっぱいに感じることができます。